私がリスキリングを意識したきっかけ(40代で初めて危機感を持ったお話)

リスキリングの始め方

こんにちは、ベンさんです。

今回は、私が、リスキリングを意識し始めた「きっかけ」について、お話しします。

私は、従前人事部に所属していたのですが、その時に、自分の部下(いわゆる一般事務職の担当者でした)が、社労士試験に挑戦するために、専門学校に通い始めたことが契機でした。本人は、日常業務において社会保険の事務処理を担当していましたが、仕事の楽しさに目覚め、持ち前の向上心でもって難関資格の社労士を目指すために、教育訓練給付金で専門学校のTACに通い始めたのです(ちなみに彼女は3年後に本当に取得しました!)。

社会保険労務士|資格の学校TAC[タック] (tac-school.co.jp)
 

 これは、当時の私には大変ショックなことでした。自分としては、入社以降、目の前の仕事に対してそれなりに一生懸命取り組み、社内でもまずまずのキャリアを歩んでいた自負はありました。その一方で、自分を磨くことについては、入社時に簿記2級を取得して以降、勉強らしい勉強は一切せず、怠っていた自覚はずっとありました。そのうち40代に入り、自分自身に何も武器が無く、目に見える形でキャリアが残っていないことに対して、不安は日々高まっていたものの、ずっと現実から目を背け続けていたのです。

 20代の若い女性が、自らを高めようと自分に投資をしている姿を目のあたりにして、部下を素直に尊敬し、自分自身の気持ちを入れ替えることを決意しました。

 そこからどのように進めていったのか? 決して一足飛びにキャリアップをした訳ではありません。次回以降少しづつご紹介していこうと思います。

 リスキリングという言葉に焦りを感じている、30代、40代、50代、60代の皆様が、何かを始めるきっかけとなれば幸いです。


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